バカボンダ  世界を見た女の地球放浪記

2015.11.2

 私の師匠はアルヘンティーナ 36 ラテン系で行こう!! 

このマイウェイの歌詞、「・・・デハー・・・イラビヴェル(すべてを捨て、てさぁ、新しい人生を生きよう!)」というフレーズを口ずさむ時、私は決まってある女性を思い出します。

 

かつての私のスペイン語の師だった、モニカ先生です。

モニカ先生は日系のアルヘンティーナ(アルゼンチン人)でした。

 

見かけはどこにでもいる、日本人の「おばさま」なのですが、生まれも育ちもブエノスアイレスなので、みごとな南米のスペイン語を流暢に話していました。

 

もう十年以上も前になりますが、モニカ先生とは二年近く、スペイン語のプライベートレッスンをしてもらいました。

 

モニカ先生との授業ではあまりテキストは使わずに、私はいつも自分の言いたい内容をスペイン語で作文して、その作文内容をチェックしてもらっていました。

 

私は同時に、自分の悩みもたくさん語りました。自分のために、自分の時間とエネルギーを使いたいのに、家族から押し付けられた雑事をやなかければいけない、仕事もやらなければ、どんどんたまっていく・・・なかばグチのような私の発言に対して、モニカ先生は、ビシッとこう言ったのです。

 

「デハー、トド!‐すべてを捨てなさい‐」

 

実家の不動産問題、働かない人の尻拭いをして増えていく仕事、不誠実な男、そうしたものは、全部いっさいがっさい、ドサッと、この日本に捨てていきなさい。

 

そして常に自分の前をみて、しっかり自分の前だけを見て、自分の道を歩いていきなさい!

 

モニカ先生は、私にキッパリとこう言い切ったのです!

アルゼンチンといえば、有名なマドンナのこの曲

 

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