2015.11.4
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すべてを捨ててMBAコースで勉強しました。
アメリカもヨーロッパの他の国も、たくさんのことを知る機会がありました。
そしてコースがすべて終わった時、私は南米放浪を思いつきました。
イタリアからはるばるペルーを経て、アルゼンチンに入ったのです。モニカ先生はその時は、日本を離れ、故郷のブエノスアイレスに住んでいました。
出稼ぎに行って消息がわからなくなったお母さんを訪ねて三千里を旅したのは、イタリアの少年マルコです。
そしてこの時の私も、モニカ先生を訪ねて、イタリアからアルゼンチンまで三千里の旅をしたのでした。母を訪ねて三千里ならぬ、師を訪ねて三千里、というところでしょうか?
ブエノスアイレス(いい空気)は本当にその名前のとおり、空気がきれいなところでした。
空が青く、高いのです。町並みは、言われなければ南米と気づかないほどヨーロッパに似ていました。
真夏なのに湿度が無くて、カラッとしています。
街路樹から漏れる木漏れ日がまぶしく、こんなアイレス(空気)がブエノス(きれいな)なところにモニカ先生は住んでるのか、なるほど東京では息苦しかっただろうな、とうつむいて咳をしていた先生の姿を思い出しました。
モニカ先生は快く私を家に招いてくれました。私がモニカ先生とのレッスンをやめた後、どんな人生を送ったのか、私の冒険談を興味津々で聞いてくれました。
写真はブラジルの大平原に上る朝日
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