2015.11.6
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重いリュックを持ち上げて、空港へのタクシーに乗り込みました。
ブエノスアイレスのどこまでも、どこまでも青い空に、白い雲が浮かんでいます。
私の頭の中には、ジプシー・キングスのマイ・ウェイがずっと流れていました。
デハ、イラビベル・・・アイミマネーラ(すべてを捨てて自分の道を生きよう)・・・そう口ずさみながら、私はブエノスアイレスを後にしたのです。
この話をしたのは、ラテンの人々の心意気、「今を生きる」ということをお話したかったからです。
「今」をみて、それだけを見据えたら、過去は必要ないのです。
自分の昔の栄光、過去の失敗経験、これらはすべて捨てるしかないのです。そして「今」だけにフォーカスすれば、たとえ「今」が困難に溢れていても、その「今」を乗り切ることができます。
それがラテンの人たちがもつ知恵です。
すべてを捨てるのは勇気がいることです。
そして捨てたものは、もう二度と自分のものにはならないでしょう。
捨てるには、これをもう二度と手にすることはできない、という覚悟がいります。
けれども捨てなければ、大切なことが見えません。
写真は、こんな光景ありますか?自分の足の下にいるかが泳ぐ!
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