2015.11.25
外資で働く日本人・あるいは外国と取引をする日本人が失敗するのはこのようなところです。
自分はシニアなんだから、と何もかも自分で決め、報告・連絡・相談を相手が望むような方式で行わない、結果だけ知らせればいいだろう、どうせ日本の仕組みを説明してもわからないんだから、と極力コミュニケーションをとらないようにするのはNGです。
日本についてはただでさえ、まともな情報がほとんど無いのですから、上記のような態度は外国人を非常に不安にさせます。
また、一から十まで何もかも外国人上司の指示を仰ぐと、「ジュニアじゃないんだから!」とあきれられます。
まず仕事に関しては、問題点を明らかにし、その原因を自分なりに分析し、いくつか取るべき解決策を示した上で、自分はこれらの解決策の中でこの案を採りたいと思う、なぜなら理由は○○だから、あなたはどう思いますか?
このように問いかけなければいけません。これが国際的なビジネスをする上では、少なくともコミュニケーションの最初の一歩として見につけておく態度なのだと思います。
確かに、特にイギリスでは、PartnerとかDirectorといったシニアな肩書きが尊重されている気がします。つまり原則、PartnerやDirectorといったシニアであれば同じ権利、御互い独立したプロ、一人前。。という感じですね。
(日本だと、常務だ、専務だとか細かい区分けがありますが、アメリカ系は別として、イギリス系では少ない印象です)