2015.11.28
私の失敗にも、このイギリス人は激高して怒ると言うことをしませんでした。
まず、なぜクレジットの人間がここまでの反応をするのか、という理由を的確に話してくれました。そして、行動の前にはその結果・帰結 consequence を考えなければいけないと諭されたのです。
私はただただ、自分の不注意をわびました。
すると上司は、OK、もう判ったから、さぁ、この状態を治していこう!一緒にcureしよう、といってくれたのです。上司は、当然ですが、私たちの部、Departmentが出した情報には責任があるのです。その責任を部下だけに押し付けることはせず、さぁ、一緒にフォローしてきましょう、と助けてくれたのです。
失敗は失敗ですが、私はこの失敗で救われたような気がしました。
もちろん失敗はいけないことですが、この上司のもとなら、一生懸命仕事ができる、という信頼感がでてきたのです。
部下の失敗を叱責せず、その理由と、どうすればよかったのかを説いて、一緒にフォローしてくれる上司、これが理想の上司のクライテリア(条件)といえるのではないでしょうか?