サントス達のつぶやき

2015.12.4

「まずやってみろ」とスタイル両極端 13理想の上司

zico日本人、やり直し社会の問題点、一点目は日本人という国民性、の問題だといいました。

2点目ですが、先ほどユキーナさんが指摘されていたとおもうのですが、海外でレポートを書くのはたいてい”シニア”な人で、彼らが直接書いていることが多いと思います。すくなくとも、レポートの前段の目次”Index” や概要”Executive Summary”や、時に参考文献”Reference”なんかをシニアな人が自分で書くかまとめると思います。
日本の場合は、ジュニアな人が“まあまずやってみろ”的な感じでポンとやらされてますよね。入社して間もないのに”課レベルの月次レポートを書かされている”、そういう感じでしょうか。日本のやり方は若手のトレーニングのつもりなのか、調整役でよいと思っているからなのかしりませんが、海外の組織でジュニアな人に月次レポートをポイと書かせるのはかなり珍しいと思います(皆無とは言いませんが)。

3点目は、海外のレポートはかなりレポートのスタイルが決まっていているとおもうのです。それに対して、日本の場合は、極端な表現をすると、スタイルなしの全く自由レポートかあるいは帳票まで決まっていて書き込むだけのレポートかの両極端、というイメージがあります。ですから、海外の場合は、まず背景が何で、レポートが答えるべき質問が何で、それに対しどういうアプローチでやるのか、そして主な問題点を数点で指摘し、根拠となる参考文献リストもきちっとつくる、と決まっているのでその骨格でやればよい。
おそらく、実際に書き出す前に、まず初めに関係者が集まって上記ポイントを協議して、さらに議事録をつくって合意済としておく、そういう感じだと思います。だからその場にいなかったりあとあとにコメント入れたりすると、この前もう合意済みだよね、なんて言われて無視される場合も多いかと。いかがですか?

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