2015.12.11
考えれば、オランダは面白い国ですね。日本とは長崎・出島で知られるように鎖国時代にほぼ唯一の貿易相手国で、インドネシアのオランダ商館等々海外進出にも積極的な(いい意味でも悪い意味でも)商人国家。去年、オランダを訪ねましたが街並みがとてもきれいで日本的な繊細さももった国のように見えました。(カネに)せこいとも聞きますが、それは勤勉な証拠でもあるんでしょうね。
一方、日本の差別体質はまだかなり残っているんでしょうね。 ロンドンでアジアの色んな国の人とも一緒しますが、日本人は日本人同士さけているようなところがなぜかあり、この差別体質(日本人であるということ、自分自身を時に差別している)の根源はかなり面白いとおもいます。さっきの項じゃないですが自分への自信のなさの現れなんでしょうか。
自分は自分だ、と良い意味で開き直れればよいんだと思いますが。
これもまた次回つぶやいてみたいですね。
海外では日本人は日本人コミュニティとの結びつきを大切にする、生活のほとんどのエネルギーをそこに注ぐ、とも聞いたことがあります。意地悪な見方をすれば、現地(主として欧米)の社会で受け入れられない、差別をされてしまう、語学・教養で引け目を感じる日本人が、階層を意識して、自分のプライドを取り戻す場なのかもしれません。
自分は上場A会社の駐在だ、部下は○人で、○○大を出て・・・日本人同士固まると、そんなことで自己主張ができ、奇妙な自尊心を保つことができるから、なのでしょうか・・・
「日本人と自信・欧米の日本人」、これ、また次のシリーズでつぶやいてみましょう!