2015.12.12
かつて、外資系の金融に努める日本人の先輩から、こういわれました。
外資というと個人プレーが中心で、チームワークは関係ない、殺伐とした雰囲気のように思われますが、そうではありません。外資でもチームワークは非常に大切です。チームワークができない人は、いかに能力があろうとも、キックアウトされてしまうのです。
これを聞いた時には、へぇー、そうなのかぁ、ととても驚きました。
その後、外資で働いてみると、チームワークも大切ですが、上司、レポーティングラインマネジャー、つまり自分の評価をする人にいかに気に入られるか、それも重要ではないか、ということに気づきました。
さて、このチームワークですが、個人個人の協力的な態度も大事なのですが、それをいかに作り上げていくのか、というチームリーダーの手腕も必要なのだと思います。
私が再三、強調している、この理想の上司、彼は、部下を必ず家に招くのです。
それはホスピタリティ、おもてなしの精神から、というのも一つの理由ですが、それ以外にも「なるほど」と思える理由があるのです。
彼曰く、自分の家に招けば、自分が何に一番重きをおいているか、自分が快適と思うこと、そして自分の人柄を理解してもらえる、これが仕事において、コミュニケーションをとるうえでは非常に大切なのだ、というのです。