サントス達のつぶやき

2015.12.14

封建武士か浪人か? 23理想の上司

zico

そうですよね、一般的に海外の上司の人達は部下の人に対してかなり(良い意味の)気を使って仕事をしている、と思います。

単純に日本と比較するわけにもいかないでしょうが、海外では自分の部下は自分で選ぶという場合も多く、逆に部下のほうも嫌な上司だったら転職する的なところも多いからかもしれません。

あと、私が思うのは、海外の人は基本的に自分の価値観で動いているので、自分以外の人は価値観が違うから、だからこそその差を埋めるべく仕事中もまたプライベートでの食事会等でもいろいろ御互い(良い意味の)気を使って付き合う、ということなのではとも思いますね。

 

日本の場合は、どういう感じでしょうか? 日本だと残業一つとっても、雰囲気で残って仕事したり、上司が帰るまでは仕事してる振りしてたりということが多いと思いますが、

残業するのがよいという価値観があるからなのかどうなのか。

差別の話でもそうですが、日本人には他人を思うやさしさがある、というのと同時に、個人的にも組織・会社的にもパートナーとしての対等な付き合いがヘタ、というのは面白い現象ですね。プロフェッショナルとしての個の確立/責任範疇の確立がすすめば、組織的な上司/部下(先輩/後輩)という上下関係や、同じものとしての同期という横関係でなく、個+パートナーという関係がなり立ってくる、そういうことなのでしょうかね。


yukina欧米の職場仲間との付き合い、これはちょっとコメントする必要がありますね。確かに皆さん気を使っています。職場ではいつ「昨日の友が今日の敵」になるともわからないので、微妙な距離を置いて付き合いますよね。一緒にランチには行っても、週末何かイベントを一緒にやることはめったに無いとか・・

これに対して日本は、リベラルな関係よりも、ヒエラルヒー重視という態度が見られますよね、サムライ社会の封建制度は終わったはずなのに、お館様(おやかたさま)の草履を懐にいれてあっためる・・・的な根回しが必要になったりします。

こういう社会にいると、物事の本質を見る前に、形式(敬語を使う、口の聞き方、生意気な進言)にとらわれてしまいますね。こちらは悪しき習慣だと思いますが・・・

 

 

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