2015.12.15
以前、外資系企業に勤めていた時、同僚の日本人の男の子が言っていた言葉です。
成功した人の自伝を読んでみると、みんな若い時に、素晴らしい指導者とあっているんですよね、そしてそこから経営哲学や人脈の広げ方を学んでいるのですよね。
そして、彼はふうっとため息をついて続けました。
それを考えると、「俺、もう終わってるなぁ・・・」って思うんです。
これは暗にその時の私たちの上司、日本法人の社長のことを暗に言っているわけですが、一瞬言葉につまってしまい、私は「えぇ、そんなことないよ!」とフォローすることができませんでした。
彼がこの外資系企業を去るときに、私は「今度の転職先ではすばらしい上司ときっとめぐり合えるとおもいますよ・・・」と彼に声をかけました。その後の会社の状況は聞いていませんが、おそらく素晴らしい上司のもと、バリバリ仕事をしていることと思います。
さて、このエピソードを念頭において、これまで議論に出た理想の上司の条件、これをまとめてみたいと思います。
1 部下をやる気にさせ、尊敬される人物であること
2 失敗をなじらず、次回の成功へつなげる指導をすること
3 部下の能力を最大限に発揮させる手腕があること
4 効率と無駄、ということを理解し、会社に資源の無駄遣いをさせないこと
5 部下を信頼していること
6 人間としての思いやりがあること
7 差別・偏見がないこと
8 チーム作りに手腕を発揮できること
まだまだ他にもあるかもしれませんが、私がこれまでの社会人経験で痛感したのは上記のようなポイントです。
これらには異論もあるでしょうが、日本の会社・外資系の会社を問わず、一度はちょっと考えてもいいトピックではないでしょうか?