2016.8.4
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私も手に汗にぎり、主人公とともに涙しながら
明け方まで読みふけってしまいました!
物語はトム・ビルダーという職人・石工の話です。
上巻には、泣けて泣けてしょうがないシーンがあります。
トムの最初の女房アグネスが、森の中で子供を産むシーンです。
食べ物も無く、気力、体力の限界のところで
アグネスは子供を生みます。
「私のために、大聖堂を作ってね、トム・・」
こういい残して彼女はこの世を去ります。
その後この主人公トムは、立派な大聖堂を作るのですが・・・
たくさんの人々の、リアルな人生があります。
随所に生きることの活力、生命力の息吹があります。
中世ヨーロッパにトリップするには、もってこいの一冊、
ぜひ読んでイタリア気分を盛り上げてください!!