THE・婚喝!アウトロー、アンチ・婚活スタイル

2014.11.2

自由度の高い市場を考える 6究極の出会いのためのhave to do リスト

yukina私は映画をフライトで見るのですが、最近見た映画で、男性の市場におけるavailabilityを考えるいい例になる映画がありましたので、ちょっと紹介しておきます。

一つは”Enough said” 「邦題:大人の恋には嘘がある」というタイトルで昨年公開されたようです。主人公の女性は高校生の一人娘を持ち、バツイチです。出張マッサージをやって生計をたてています。あるときパーティで知り合ったちょっといいなぁ、と思った男性が、実は最近マッサージ顧客になってくれた女性の元ダンナ、という設定で、この男性にも、マッサージ顧客の女性にも、二人を知っているということを隠し続けるのですが、ついに隠しきれずに関係がわかってしまって・・・というドタバタです。

 

アメリカだと良くある設定なのでしょうが、日本だと難しい、これはありえないよねぇ・・・だから日本の女性は大変なのよ!と思って見ていました。

 

まず、子供がいて、バツイチになるのは相当覚悟がいります。それでもなおバツイチで子供を養い、その子供や周囲の人々が、主人公の、彼女の恋人探しを応援する、という設定も日本ではあまりないのかなと思います。

 

父親、母親、どんな仕事をしていようと、やはり結婚相手と合わなくなったら、自分の幸せを求めて離婚する、これは自由であっていいと思います。そして子供は育てるけれども親は親の人生を生きる、パートナーも自由に探す、これも日本ではあまり見られないけれどもアメリカでは当たり前だよなぁ、と思ったのです。主人公の母娘関係、相手の男性の父娘関係、とてもオープンで、お互いが自分のやりたいようにやっているなぁという感じでした。
http://eiga-movie.com/%E6%98%A0%E7%94%BB/enough-said/

 

親が幸せを求め、自由になる、その究極は、最近見たもう一つの映画「Blended」です。http://eiga-movie.com/%E6%98%A0%E7%94%BB/blended/
これは現在日本未公開のようですが、バツイチ、二人の男の子の母である40代女性と、同じくバツイチ、三人の娘の父である男性の恋愛ものです。

どちらもバツイチ、手がかかる子供もいて、なかなか次の相手を探すどころではない、育児と自分の生活で精いっぱい、日本だとそうなるのでしょうが、どちらも真剣に自分が幸せになろうとパートナーを探しているのです。

この二つの家族がうまくBlendedされてしまった、というのが、タイトルの意味ですが、この映画ではやはり、離婚歴があろうと、子供がいようと、自分は自分で幸せになる道をさがす、それが当たり前、こういうカルチャー、土壌が大切ということを感じてください。

なぜならば、このように自分が幸せになる、それが許される社会、というのが、まず恋愛と結婚にフレキシビリティをもたらすからです。

一度相手をきめたら失敗は許されない、子供がいたら、何がなんでも別れない、このようなカルチャーだと、結婚は人生の一大事で、なかなか踏み切れないままに時間だけがたってしまう、そんなことになってしまいかねないのです。

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