2020.3.9
前回の恨み言をいわない、これと関連した日本語表現をつくりました。
これを英語にしてみたいと思います。
唐突ですが、私には子供がいません。不妊治療を頑張った時もありましたが、主人と相談して、すべてのことを自然に任せるようにしています。
ここ最近、「私に子供がいない」この事実や意味合いについて深く考えています。
ご縁があって、弊社はここ数年間、日本の中でとても大切なプロジェクトに関わらせていただいています。これまで、何回か危機的な状況がありました。もうこのプロジェクトはダメだろう、このままこのプロジェクトが頓挫するのではないか? 私と一緒にこのプロジェクトに関わっていただいているパートナーの方と私は、何度も何度も、このプロジェクトについて話をしました。
こういう状況になったら、おそらくこのプロジェクトはやらない方に流れてしまうから、なんとかしよう、私のパートナーの会社の方は、たびたび、このようにおっしゃってくれました。
私には知識も経験も足りないのです。ですから先のことを見越して、素早く判断することができませんでした。けれどもこのパートナーの方は、プロジェクトを円滑に進めるために、適切にフォローしてきてくださいました。そして、この方は矢面に立って、困難だと思われることを、一つ一つ解決していこうとリードしてくださっています。
私はこのように考えています、私が今、味わっているのは、「生みの苦しみ」ではないかと。。。
物理的に、主人と私のDNAを持った子供をこの世に生み出すことはできませんでした。
けれどもこうして、私は、次世代にとって、大変意義のあるプロジェクトを「生み出す」ことに関わらせてもらっている。
まさに、こうしたものを生み出していくのが私の人生の役割ではないか?このように考えます。私のもつ何らかの業を落とさせていただいているような気がします。
そして私たちの矢面に立って、もっと苦労してくださっているパートナーの方に、ありがとうございますと感謝の気持ちが湧いてきます。
先日、日本の不動産投資のアドバイザーをされている方とお会いしました。この方のお名前はロッキーさん(仮名)といいます。ニックネームはロッキーさんにしていますが、ロッキーさんは100%日本人です。
ロッキーさんは、クラウドファンディングの事業に挑戦をされています。ロッキーさんは、当局からのこの事業に対する規制や要求がとても厳しいとおっしゃっていました。
当局からの要請が厳しく、経費がかかってしまい、この事業で利益を出すことが難しいとおっしゃっていました。
このような困難な状況にあって、なぜ、ロッキーさんは、この事業に取り組まれるのでしょうか?
私はこのようにロッキーさんに質問しました。
やはり、社会のためになることをしたい、自分たちだけではなく、一般の方々にも不動産投資を身近に感じていただきたい、不動産の民主化をしたい、私はロッキーさんから、このような志を感じました。
特に、今、ロッキーさんが立ち上げようとされている事業は、今後の日本人の資産形成にとても影響力があるものだと思います。
ロッキーさんの産みの苦しみは、並々ならないものがあると思います。これを事業として成立させていくには、ロッキーさんは、たくさんの困難を乗り越えなければならないのだろうと思います。
けれども、ロッキーさんも私と同じように、何かの縁があって、生みの苦しみを体験する機会を与えられ、それを黙々とこなしていらっしゃるのだと思います。
ロッキーさんは、これまでたくさんの困難を乗り越えられてきたのだと思います。今回も、困難を乗り越えて、新しい事業を世の中に生み出してくれるのではないかと微力ながら応援しています。
今回は、新しいものを世の中に生み出すときの心の姿勢、心の在り方を勉強いたしました。