2014.11.15
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いつものように読者の感想をご紹介
「サッカーの件ではサッカーを楽しむことが大事。日本人のように生き死にを掛けるものではないという鋭い切り口。最初は疑っておりましたが、ブラジル人のご主人の行動やその周りの方々の行動などから、なるほどと説得力を持ち始め目からウロコが落ちる思いでした。マラドーナの話しかり、天才と言われる人は誰に強制されることもなく、のめりこむものなのですね。のめりこんで困難に立ち会ってもこれを楽しいものチャンスだと考えられることが天才なのかもしれません。
私の娘がテニスをやっているのですが、レッスンの時は一生懸命やるのですが、休日などで遊びテニスに誘うと断られたりします。自分の娘ながら上手い下手ではなく、単純にテニスを好きでいられる才能がないとちょっとガッカリしてしまっている次第です。今世界で活躍している錦織選手は、出張がちな父親が、ラケットを買ってあげたら毎日、日が暮れるまで壁打ちしていたとのことで、やはり通じるものがありますね。
ユキーナさんだから知りえたこと、体験などが随所に書かれており大変興味深く読めました。難を言うならば個人的には題材としてのサッカー、格闘技、地元料理、地元での生活など、もっと掘り下げられると思われたのに、1冊にまとめようと網羅的になってしまったのが残念です。」
マラドーナの話が気になる方、拙書をお読みください。書いてあります。
ブラジルは他に娯楽がないので、みんなサッカーをやります。それが楽しみなのです。(最近はゲームも多くなってきましたが・・・)
ラテンの真髄、人生をとことん楽しむ、特にお金がなくても、日々、一瞬に楽しみを見出す、これがジンガの魂となり、サッカーに息吹を吹き込みます。
日本の選手にしたら、自分の人生、選手生命がかかっているので、遊びじゃないんだ!真剣にやれ、という気持ちがあるでしょう。そしてマスコミも後がない、崖っぷち、などプレッシャーをかけています。ですが、こうした楽しみ、という要素も考えていいのではないか、と思うのです。
写真は、ブラジルの起源、そしてカポエラ発祥の街、サルバドール中心街ペロリーニョ
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●『ワールドカップが100倍楽しくなる ブラジル・ジンガ必勝法』
ユキーナ・富塚・サントス著 セルバ出版 2014.6.10 224弾
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