2015.2.1
こんなところで何をしてるんだったっけ?海外に長くいると、ふとそう思うことがあります。
家族としばらく会ってない、言葉が通じない、温泉に入りたい、
食べたい/飲みたいものが手に入らない、気候・風土・カルチャーが違う。。。
最近はスカイプや、翻訳機、空調の効いたオフィス/住宅、とそれなりに揃ってると思います
が、食べ物だけはなかなか。。と思うのは私だけでしょうか。
例えば、エバラのタレで焼肉を食べたい。。或は、
オタフクのソースでお好み焼きが食べたい。。
その瞬間に、私は日本人だったんだ、と
改めて実感することはないでしょうか(笑)。
今回は、そもそも日本人て何だったっけ?を考えるにあたって、
何を一番食べたく思うか、それと何が手に入るのか、という切り口で
ロンドンの最近の和食事情、特に「焼肉」と「らー麺」を取り上げてみたいと思います。
(私の)結論としては、すごく大雑把な言い方ですが、
ロンドンには食材もそれなりに揃うし、日本食のお店もかなりあるのですが、
食べれそうで食べれない。。とうじれったさが絶対にあるように思うのです。
このじれったく感じるところ、これが日本人が一番欲しがっているところ、つまり
日本人の価値観につながっている。。と思うのですね。