サントス達のつぶやき
2015.2.10
焼肉考察、肉食王道記！ １0日本人の「食」価値観?
日本で焼肉、というとビーフ(牛)を指すような気がするんですが、
世界的に見ると、マトン(羊)を食べるところも多いですし、
チキン(鳥)やポーク(豚)を食べるところがすごく多いような気がするんです。
実際、ロンドン北のベーカーストリート辺りのアラブ街のケバブ(羊)や、
ロンドン東のオルドリッジ辺りのパキスタン(インド)街の骨付きケバブ(羊)等々、
牛ではないですが焼肉の店は多いんです。
一方、ロンドンソーホーの中華街等で重慶/四川火鍋(辛い鍋料理)の店は良く見ます。
が、焼肉屋(烤肉ガオローと呼びます)さんでは
中国西部ウイグルやモンゴル又は東北地方料理の羊等が多く、牛はあんまり見ないです。中国の人は何でも食べるとよく言われますが、
道教の影響もあって、使うのは鳥、豚やら海鮮が主で、意外と牛を食べないのでしょうか。
また、フランスでは中世来、豚を使った料理が多いイメージがありますし、
豚を宗教上使えないムスリムは羊や鳥を良く使っているように思います。
例えばマレーシアやインドネシアのサテー(焼き鳥)なんかはその例だと思います。
もちろんインドのヒンズー教徒は牛は神様の化身なので、絶対に食べませんし。
