2015.2.18
前回、ジーコさんお勧めの天理麺、というのはこのイラストのカンジらしいです。
「日本人の工夫に工夫・・・」というのは同感ですね。
日本人の夢を砕くようなことを言って大変申し訳ありません。ですが、イタリアに何十年も住んでいる日本人と私の共通の見解は、「世界で一番上手いイタリアンは東京にある!」です。
イタリアはシンプルなカプレーゼ(トマト・モツァレラチーズ・バジルの前菜)や、ピッツァなど、素材がすべてモノをいうものは現地イタリアで本場の味を堪能した方が、ダントツ美味しいのですが、それ以外の料理は日本の方に軍配があがります。
なぜならば、シェフがさらに美味しいものを目指し、現状に満足せず、切磋琢磨するか、というとそんなことはサラサラないのです。
みんな自分の味、つまり、俺のマンマの味が世界一、と思っていて、より一歩すすんで、さらに美味しいものを顧客のために!という努力をしないので、結果的には日本のイタリアンが一番美味しくなってしまうのです。
らー麺もこれと同じではないでしょうか?その起源はシルクロードにあれど、その行き着く先の日本では、麺のコンセプトからまったく別の、独自の食文化を作り出した、その一大集大成がらー麺なのではないでしょうか?
ちなみに、はなはだ余談なのですが、私がシュジンと携帯メールでやりとりするとき、次のようなフレーズがあります。
Voce quer comer ramem あなたは、らー麺食べたい?
Sim, lamem onegai shimasu, ofutatsu de!! らー麺お願いします。二玉いれてください。
ここで言いたいのは、らー麺の「ラ」はRかLかということです。まぁ、どちらでもいいのですが、私はラは、ほぼ巻き舌のRが正しいと思っているのですが、シュジンが日本人の会話から聞き取るらー麺はLなのですね。
らー麺は日本食ですから、どちらが正しいというものはないのですが・・実際、どっちですかね?