2015.2.20
一方、ロンドンのらー麺なんですが、卵麺は一応お店で手に入りますし、
チャーシューも中華系食材店で手に入るんですが、なかなかスープは作りにくいですし、
正直これまではあまりいいお店もなく、大体皆さん、
パリかデュッセルドルフに仕事で行った折に、
一杯頂いてロンドンに戻ってくる、という感じでした。
でもこのラー麺不毛(笑)のロンドンでも昨今若干のブームが来ています。
なかでもトテナムコートの金田屋(カナダヤ)さんは行列もできるほどの人気。http://www.kanada-ya.com/
その真向かいには、日本でも有名な一風堂さんが出店準備中で、
ピカデリーの”昇龍”、オックスフォードの”和(なごみ)”、も含め
とんこつラーメンの熱い戦いがロンドンで勃発しているんです。
ピカデリーの”一点張”の塩系スープが好みの私としては、なんで
豚骨の店しかないねん!、とも思いますが、そこは今後に期待しましょう。。。
ところで、ロンドンのうどんといえば、ソーホースクエアの”こや”さん、が
腰のある讃岐うどんで超人気。
場所柄か劇場に寄る前の食事場所として
日本人ではない客層にも不動の地位を築きつつある感じがしますね。
個人的には、うどんはやっぱり、ぶっかけ、でしょうか。
ゆでて冷やしたうどんに、薬味とダシをかけてそれだけでいただく。
(らー麺はスープ、うどんは麺、なのかも知れませんね)
今年にはオープンといわれていた、丸亀製麺さんは、どうやら出店を辞退されたよう。
てんぷらを揚げる広いスペースが必要で、賃料高のロンドンを敬遠されたか。。。
モスクワでも人気のセルフのお店、楽しみにしていただけにとても残念です。
いずれにせよ一杯のらー麺をつくるのにエネルギーを注げる日本人は本当にすごい。
日本人は何でも”。。道”、にする、と言いますが、まさにらー麺道。。。
作るほうも食べるほうも真剣、これが日本人の価値観、という気がします。