2015.2.21
ちなみに我が家で作っているらー麺はブラジル風です。かならず大量の肉をいれ、たまねぎ、ピーマン、トマトと香草(コリアンダー)をいれ、味噌のペーストとコンソメを入れます。(メチャメチャ濃そうですよね・・・実際とんこつよりも濃いのでは?と思います)
シュジンのひそかな野望は、これをブラジルで売ってやろう!ということのようですが、浸透するまでに時間がかかるのではないでしょうか?熱いところで、湯気があがる麺をたべる、という食文化はブラジルにはないですからね・・・
ロンドンのらー麺事情などを聞いて私が気になるのは、食べ方です。みなさん、正統派のらー麺の食べ方をしているのでしょうか?音をたてて、ズルッ、ズルズルッとすするやり方ですよね。
うどんは噛まないというのを聞いたことがあります。
必殺シリーズの中村主水(もんど)役で有名だった、今は亡き藤田まことさんが、関西風うどんを食べながら言っていました。これは噛んではいけない、するするとのどの奥に流して、その喉ゴシを楽しむ食べ物なのだと・・・そして何杯ものうどんをお箸でするすると、文字通り流し込んでいたのです。
当時の私は、うどんを噛んで食べていたので、この映像は大いに衝撃でした。
実際、らー麺屋、うどん屋ができても、こうした食べ方はきちんと教育されているのでしょうか?スプーンとフォークで、アメリカ人がスパゲッティを食べるように、チマチマとらー麺を食べているイギリス人、なんか、そんなシーンを想像してしまいます。
日本人がらー麺に命をかけるように、これほどまでの手間隙と情熱をかけて作るのか!!と驚く食材、食べ物、なかなか世界にはありませんね。
私の記憶では、イタリアの本物のアチェートバルサミコというお酢は、作るのに忍耐と努力が要ります。まさに修行のような食材です。いずれ機会があればお話しようと思います。
いやー今回は、食文化から、あぁ、私は日本人!!と感じるところ、アイデンティティをみつけましたね。楽しい発見でした!!ジーコさん、感謝!!
仰る通り、食べ方もやっぱりポイントなんですね、
食べ方で味が変る、そういうこともあるでしょうね。
確かに、私も含め(笑)、中華系の人は”チャプチャプ”いわせながら
食べてるような気がします。
ご飯と空気を混ぜるとより」美味しくなるのでしょうか、あるいは
ご飯が熱いから冷やしながら食べてるのかも。
こっちの人は間違いなく、”もぐもぐ”食べてますよね。
ですから、こちらではらー麺も、どちらかというと、
パスタのように”そーっと”食べてる感じがします。。。
あと、中華系では、らー麺は、左手にスプーン、右手に箸で、
右手でつまんだ麺を左手ですくいながら食べる、みたいですし、
お茶碗は左手でもつのでなく、あくまで机の上においたまま食べるのが、礼儀のようですね。
ちなみにお箸もヨコでなくタテに机の上に並べるみたいですし。。
ところ変われば品変る。。そういうことでしょうか。
いやー、今回も楽しかったですね、文章を書きながらお腹が空いてくるのが欠点ですが!
ユキーナさん、有難うございました。
これは、ぜひまたシリーズで・・・食べ物だけでなく、お酒シリーズもいいかもしれませんね。