サントス達のつぶやき

2015.3.10

日本人に欠けているもの・・・それはズバリ、ジンガ魂 3日本サッカーが勝てない本当の理由

yukinaでは何がいけないのでしょうか?

ブラジル人の目から見ても、技術的にそれほどイケてない訳ではない、それが日本チームの評価なら、一体なにがマズくて、日本チームは勝てないのでしょうか?

シュジンいわく、

「ジンガがないよ、ジンガが!!テクニックはたくさん知っています、でもどうやってサッカーをやるか、それを知らないみたいよ!!」

これが日本チームの印象だというのです。

ここでシュジンの口からでた、「ジンガ」という言葉ですが、これはブラジル人の生活では良く使われる言葉です。

サッカーの魔法のような足裁き、あのドリブルテクニックはジンガといいます。相手の裏をかいて、スッスッとディフェンスを抜いていく、あの身のこなし、あれです。

さらに、ブラジルの格闘技、足技が中心のカポエラでは、ゆるりとリラックスして構え、どのポジションにもすぐに体重移動できるような基本の足裁き、あれをジンガといいます。

つまり、ジンガとは楽に、リラックスしてチャンスや勝機を呼び寄せていくような心構え、体さばき、を言うのですが、これが日本人にはない、そうシュジンは言っているのです。

ブラジル人と暮らして8年の日本人の目からみても、確かに、これまでのワールドカップのパフォーマンス(戦いぶりと実績)をみてみると、うーん、そうだな、日本人にはジンガがたりないなぁ、そうかもなぁ・・・と思わざるを得ないのです。

今回のワールドカップを振り返って、まずこの点を考察してみようと思います。


 

 

zico

ジンガですか、そうだったんですね! 足裁きにも、
物理的な体重移動、身のこなし、の面と、
心理的なリラックス、っていう面がある、っていうのはすごくわかりやすいです。

火事の時には水をまず一杯飲んで、とか、深呼吸を一回して、とか言いますものね。
そうすることによって、力の入りすぎていた筋肉がリラックスして、適度に緊張したり
弛緩したりすることができる、これがジンガにも繋がるのかもしれませんね。

物理的な体重移動については、野球選手(イチローとか野茂)は、普段の生活でもわざと内股歩きをしながら、足の内側の筋肉を鍛えている、って聞いたことがあります。
内側の筋肉を鍛えると、ささっと瞬発力よく体重移動がでてき足をすばやく動かせるらしいです。気のせいではないと思うのですが、彼らをみてると、たしかに内股歩き、というかいわゆる女性っぽい歩き方?をしてますよね!?
ジンガーもそうでしょうか?

 




 

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