2015.3.17
さて、今回は日本人はなぜサッカーで勝てないのか、このユキーナ流の解釈をお話ししてきました。
テクニックはいい、そこじゃない、そこではなくて国際感覚やろ、日本以外の国がどう見て、どう考え、何をしているか、それを理解することそれが大事、他国に追随する必要はないが、世界の常識と背景を理解して行動をとる、それと世界の常識を理解せず、日本式で空回りするのとでは大違い、私はこれを主張したいのです。
これがわかれば、何をするべきかがみえてくるのではないでしょうか?
その大きな問題は監督選びですよね。
外国人のマネジメント、その指揮のもとで働く日本人たち、これは過去10年にわたり、私は、いやというほど見てきました。
そして、気づいたことは、お互いが意思の疎通を図って信頼関係を築いている例はきわめて少ないのです。
本当に少ないですよ。
外人マネジメントは、いつも
「どうしてこいつら日本人はこんなことをするんだろう??」と思い、日本人は日本人で、「どうしてこの外人はこんな指示をするんだろう、日本のこと何にもわかってないなぁ・・」というフラストレーションを常に抱えていたはずです。
こうしたミスコミュニケーション、意思疎通のまずさ、が様々な問題を生んでいます。
会社という場面では、プロジェクトやビジネス上の失敗に、サッカーという場面では、期待はずれの敗北へとつながっていくのです。