サントス達のつぶやき

2015.4.25

イギリス学校歴史教育、鉄は熱いうちに! これ以上簡単にできない!超・世界史2

zico日本ではあまり意識しないかもしれませんが、海外では歴史教育、自国の歴史をどのように子供の頭にインプットするか、これにとてもエネルギーを注いでいるように思います。教育の話になると、宗教教育や歴史教育は避けて通れない課題のようです。
実は、”へえ~、イギリスの学校ってそうなんだ”、とビックリしたことがあります。
それは、小学生の娘が通っているこちらの地元の学校のカリキュラムに
しっかりと、”宗教(Religious Education)”という授業があるんです。
日本では、宗教の自由、と憲法で唄ってはいるものの、宗教を政治に持ち込むなとか、学校で宗教を教えてはいけない、という雰囲気があると思うのですが、
ところがどっこい、こっちでは、まだ子供が小さい頃から、キリスト教はこういう宗教だとか、最近ではムスリム/ヒンズー/仏教を比較させたりとか学校でガンガン教えてるんです。もちろん教会やモスク見学なんかも授業でやりますし、クリスマスに限らず聖歌コーラスを教会等々で発表会したりと、どんどんそういうことをやっていっている感じなんです。
あと、当たり前といえばそうなのかもしれませんが、自国の歴史を必死になって教えてる。例えば、紀元前後にブーディカという女王がいたらしいのですが、
ブーディカ女王が紀元前後に、どうローマ人に戦ってイギリスを守ったかとか、
彼女は英雄だったのか単なる反逆者だったのか等々をまず書かせて、
それから学級で討論会をやったりするんですね。
で、大体、彼女は英雄だ、ってことになるんですが、
本当に英雄だったのかどうかは別として、
そういう作業をすること自体が立派な歴史(ある意味洗脳)教育なんだと思うんですね。
鉄は熱いうちに打て、を地で行くような。。

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