2015.4.30
同様にイギリスを見てみると、これまた日本と同じような避難先、桃源郷的な要素が
強くあると思うんです。
まず、イギリスの主な出来事の年表を作ってみました。
危機に面して、いろんなものがイギリスに外から流れ込み、
それをイギリス人がうまく保存/改良しながら使いこなすも、
それが又次の危機に繋がっていることがよくわかるのではないでしょうか。
例えば、イギリスは資本主義の元祖みたいに言われていると思いますが、
その一方で、大陸から迫害を恐れ逃げてきたマルクス(ドイツ人)を受け入れて、
彼の資本主義の批判的分析(やがて共産主義に繋がる)を育てる土壌を提供した、
という面が強くあると思うのです。
さらに言うと、それをやがて共産主義に仕立て上げ、ロシア革命に結びつけ
(日本同様レーニンに資金提供していた、という話もあるようです)
自国に有利な国際政治を推し進める、そういう展開力とずるがしこさも
イギリスは併せ持っているんです。
本当にしたたかというかタチが悪いといわざるを得ません。。。