バカボンダ  世界を見た女の地球放浪記

2015.6.1

レットイットビー 20 UK滞在記

Abadine 066どうしていいかわからなくて、途方にくれている時、決まってマザーメアリーがやって来てこう言った「Let it be為すがままに・・」

ビートルズの「レットイットビー」という曲は私のお気に入りの一つです。人間、誰しも絶不調の時があります。八方手を尽くしても、それでもニッチもサッチも行かない、そんな風にうまくいかない時というのは、だれにも決まって訪れます。

 

そんなときはどうしたらいいのでしょうか?がむしゃらに我を通そうとするのではなく、時が過ぎるのを待つしかない。そのうちきっと、何とかなるから・・こんな意味の歌だろうと、私は思っています。

実際、気づかない人が多いと思いますが、時間というのは経過するだけで多大な効用(利益)を人にもたらすのです。自然は移り変わり、果実は熟し、人の傷も、体であっても、心であっても徐々に癒えてくるのです。

私もそうでしたが、若い時には特に、この偉大な法則がわからないのだと思います。

私の姉は麻里子といいます。クリスチャンである彼女は、アメリカ人の牧師さんから、マリコのマリを英語読みして「メアリー」と呼ばれていました。

私が学生時代、就職が思うようにはかどらなくて、イライラして姉にあたり散らしたことがありました。クリスチャンである姉は、シスターメアリーとして私の傍らに立ち、「レットイットビー(何とかなるから大丈夫)」と言いました。当時の私は、とてもひねくれていたので「へん、何言ってるの!私の苦労があんたにわかるもんですか!」と姉に悪態をついたりしていました。

けれども時間が経つにつれ、この言葉の重みが、レットイットビーの意味が、俄然よくわかるようになってきました。

今でもときおり当時を振り返り、シスターメアリーに、ああ、済まないことをしたなぁと思うのです。

写真はロンドンの街角

これは2005年のイギリス滞在記録の抜粋です。

UK滞在記全文あるいは他国への旅行記はこちらをご参照ください。

http://yukina-s.com/global/index.html

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