サントス達のつぶやき

2014.10.21

フランス人は頑固オヤジ、イギリス人ってどんな人たち? 2ワールドカップに見るアイデンティティ

サントス達のつぶやき第2話 第2回

yukinaこの発言を聞いたとき、私はかつて、インド系のマレーシア人の友人が言った言葉を思い出しました。
「フランス人というのは、自分の娘や息子を我が意のままに動かそうとしている父親に似ている。子供は親の所有物、所有者の異のままになるように、自分の言ったことを忠実に実行するかどうか、そこにすべてをかけている頑固オヤジのようだ。」
当時、私が所属していた外資系企業の日本法人の社長はフランス人であったので、彼のこの洞察は大いに役にたちました。私は、この非常に扱いにくい社長に振り回されることが多かったので、このインド人のアドバイスのように、また頑固オヤジが「我」を通そうとしている、と考えるとこの難しい上司の扱いがずいぶん楽になりました。
幸い、私の直属の上司は、ドイツの本社に在籍するイギリス人であったので、私はこのフランス人社長から冷遇されることはなく、快適なサラリーマン生活を送ることができましたが・・・


zicoこの、イギリス人とフランス人(ドイツ人)、との比較は絶対面白いですよね。
両国を隔てるドーバー海峡はたった34kmですが、
なんでここまで両国は根本的に違うのか?(笑)、また犬猿の仲なのか?(笑)

フランスで一番美味しいのはもちろんフランス料理でしょうけど、
イギリスで一番美味しいのは間違いなくインドカレー(笑)、
ここら辺に答えがあるんでしょうね(笑)、多分。


yukinaそうそう、フランス人は、

味をまったく解さないイギリス人を、無粋な味わいのない人種と思い、

かたやイギリス人からするとフランス人にみる貴族趣味?的なものは鼻持ちならないのでしょうね・・・

 

 


zico私の想像ですが(笑)、一言で言うと、イギリス人はフランス人を
“違う人たち”、と思ってるのじゃないかと思いますね。
(ちなみに、アメリカ人に対しては“(似てそうで全然似てない)やな奴”-(笑)、と思っていて、日本人に対しては、”(違いすぎて)ようわからんな” (笑)、って感じでしょうか)

だから、イギリス人は結構、フランス語とかを(隠れて‐笑)勉強してたりしますが、
ホンネは多分、リゾート買うならフランスじゃなくてスペイン、てな感じで、
理由は(安いからとか、天気が良いから等々のもっともらしい言い訳(笑)を除くと)
フランスでリゾートしてもフランス人に馬鹿にされたり偉そうにされそうだから。。。
(スペイン人にはそういう気概もありませんしね‐笑)
で、スペインのリゾートでイギリス人だけ集まって(笑)、イギリス村作って(笑)
フィッシュアンドチップスとかパブ飯食って、ビール飲んで騒いでる(笑)、的な。。
*私が知る限り(笑)、イギリス人はパブ飯とビールをこよなく愛してるんです。

 

その辺りを、私の知り合いのイギリス人(不動産業界)のエピソードでいくと、
不動産(在パリ)の売買契約(署名)にパリにいったら、
担当者がいなくて(待たされて)、やっと出て来たとおもったら、
(署名の前に)まず一緒にちゃんとした飯を食おう!、と言われ(笑)
それから、(当たり前のように‐笑)ワインが出てきて飲み会になり(笑)
これで、やっと署名!と思ったら、それから朝まで一緒に契約文面の交渉(笑)。。。
→まあ相手がフランス人だから、仕方ないな(当イギリス人コメント)、苦笑。
そういう感じじゃないでしょうか。

 

別のイギリス人のエピソードだと(聞いただけなのでホントかどうか知りませんが)、
パリ投資セミナーかなんかに参加して勉強しようとパリに赴いたところ、
初めの15分ぐらいの一般景況とかオフィスマーケット分析とかの後、
ある参加者(聞き手はフランス人が大半)が、いきなり、あまり脈絡なく(笑)、
サルトル(*フランスの代表的哲学者/作家)か何かを語りだし(笑)、
その後、聞き手も交えて、”哲学と不動産”か何かに熱中して場が盛り上がり(笑)、
それでセミナー終了。。。(笑)
→まあフランス人だからしゃーないな(笑)-(当イギリス人コメント)、苦笑。

 

不動産も、経済学やら工学より、哲学だったんですね(笑)。
(実際のところ、必ずしも、見当違いなわけでもないんでしょうけどね。。)


yukinaへぇー、おもしろッ!!こういうエピソードってなかなか聞けないから、本当に貴重です!!

 

 

 

 

 

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