バカボンダ  世界を見た女の地球放浪記

2015.6.9

あこがれのタトゥー ?  28 UK滞在記

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エジンバラ城近くのタトゥーセンター、チケットブースに行ってみましたが、思ったとおり、どちらもチケットは完売と言われました。さらに、発売日に問い合わせるならまだしも、今頃になってチケットを探すのは至難の技だと釘を刺されました。ふー、やっぱり事前の周到な準備が必要だったのだなぁと、私は諦めモードになっていました。

もともと一介の旅行者として立ち寄った街だったので、このようにメインとなるイベントが見れないのは覚悟の上でした。まぁ、仕方がないかと思い、このフェスティバル期間中開催される、オペラ、演劇、コンサートを見尽くそうと気合を入れなおしました。

この日の夜、再度エジンバラ城の近くを散策しました。お城からは始終、マーチングバンドの音楽が流れ、七色に輝く照明が空を照らし、挙句の果てには色とりどりの花火でフィナーレの様子でした。

・・本当にとって面白そうなのです。こうなってくると、俄然、この「ミリタリータトゥー」なるものが見たくなってました。翌日、正規のタトゥーオフィスに出向きました。ヴィデオ・パンフレットが置いてあるならびに、チケットブースがありました。ですが案の定、チケットは当日券も含め既に完売でした。なかなかブリティッシュ英語を理解しない日本人を哀れに思ったのでしょうか、カウンターのお姉さんが私に、「チケットを取るノウハウ」という小冊子をくれました。

一日美術館まわりをして、疲れきったという感もありました。もうタトゥーはどうでもよく、とりあえずホテルに帰って休もうと思いました。

歴史的価値のある古い街、城下町はみな同じなのですが、ここエジンバラもアップダウンが激しいのです。私のホテルがある新市街は駅から坂を上らなければいけません。エジンバラ城のある旧市街とは全く反対の方向なのです。タトゥーのことは諦めて、新市街で開かれるサーカス風の演劇チケットを買いました。

新市街の中華料理屋でテイクアウトのディナーを取って、エネルギーをチャージできたので、にわかに元気になったようです、チケットをゲットした今夜の演劇が始まるまでの間、街を散策しようと思いました。旧市街でどこか雰囲気のいいパブで、ビールの一杯でも飲めば、丁度いい時間になるだろう・・そう思っていました。

しかし、丁度いいパブがみつからないので、お城の周りをぐるりと一周していると、またしても、昨夜と同様、タトゥーのパフォーマンス音楽が漏れ聞こえてきました。時折、オオーっという歓声が聞こえます。爆竹の音が聞こえ、花火もバンバン上がっています。

本当に、本当に・・なんだか、えらく楽しそう・・・。私は指をくわえてこれをみていました。

 

写真はエジンバラの街角

これは2005年のイギリス滞在記録の抜粋です。
UK滞在記全文あるいは他国への旅行記はこちらをご参照ください。
http://yukina-s.com/global/index.html

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