マッコウクジラ、ガンちゃんの思い　１留学への道

サラリーマンの頂点を極めた女日本一幸せなサラリーマン

2015.6.16

私が子供のころ、子供向けテレビ番組、ポンキッキで「マッコウクジラのガンちゃん」の歌がありました。

このガンちゃんは寒い北極に住み飽きていました。ある日、渡り鳥のおばさんから南の島の話を聞きます。氷の張っていない海、太陽がいつでも照りつける、そんな海を見てみたい、広い世界がみたい・・・そんな思いから、南の島を目指して、波を掻き分けザブザブ泳いで行くのです。

日本に生まれ、日本に育ち、日本の学校に通い日本の大学を出て、そして日本の会社に勤めました。そして毎日、来る日も来る日も黙々と会社に行って働く日々・・・そんな生活を送っていた私の心情は、まさにこのガンちゃんと同じでありました。

年功序列型の社会、組織と管理職というもの、女性が男性と同じ職種で働くということ、日本の社会で働いて１０年間たったころ、私は日々このことを考えるようになっていました。

とりわけ私の頭の中にあったのは、能力ということです。能力があるものが、正当にその能力を評価され、その個人の能力を思う存分伸ばすことができ、そして頑張ったら頑張ったなりの成果が得られる、それがあるべき姿なのではないか・・・？

ぼんやりとそんな風に考えていました。

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