サラリーマンの頂点を極めた女  日本一幸せなサラリーマン

2015.6.18

あぁ素晴らしき哉、欧米スタイル!3留学への道

当時の私は、日本の会社で約10年のキャリアを築いたサラリーマンでしたが、このような価値観(カルチャー)について深く考えることはありませんでした。

 

ですが、やはりこの「ビバ欧米!」、「あぁ素晴らしき哉、欧米スタイル!」という風潮になんとなく違和感を覚えていました。

 

これまた今から思うと、日本人としては非常に当たり前の感情だったのだと思います。

自分はこれまでこのやり方をやってきた、いろいろ問題点はあると思うけれど、このやり方自体の意義が全くダメダメな訳ではないでしょう。折に触れていろいろ考え、理屈を納得しながら、理にかなっていると思って、私たちはこのやり方を踏襲してきたのだから・・・こんな風に思っていました。

 

それを今さら、そんなやり方ちゃんちゃらおかしい、根本から考え直せ!と言われても、はい、そうですか!と従うわけにはいきません。

 

どこがどうおかしいのか、何でいけないのか、このままこのやり方を続けていくとどうなるのか?それに対して、欧米のやり方をいれると、日本人にとってどんないいことがあるのか・・・それを納得してからでないと欧米のやり方に従うこともできないでしょ!

 

これが当時の日本で働く、日本のサラリーマンであった私の当たり前の疑問でした。

 

いきなり今までの価値観を根本から否定され、まったく別の方向を見ろ、というのですから、こうした反発は自然のものだと思います。

おそらく明治の日本人もこんな風に思っていたのではないでしょうか?

 

リンクはオペラ「蝶々夫人」からアメリカよ永遠に、パヴァロッティが、VIVA AMERICA!を歌うのです!

 

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