2015.6.19

渡り鳥のおばさん　４留学への道

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大学に入って始めた予備校のバイトで、海外経験豊富な先輩と知り合いました。この方は世界を放浪し、４か国語を話し、かつてご自身で塾もやっていたようなのです。

 

この方から、欧米の話を聞いたのが、私にとっての最初の欧米洗礼であったかもしれません。

 

何よりも先ず、とっても驚いた欧米の風習は「個性をだせ！違っていることは素晴らしい！」でした。人と一緒に、同じように横並びを強制されることに窮屈さを感じていた私には、これは何よりもすばらしい価値観でありました。

 

さらに「能力がないとやっていけない、能力主義である」ということも聞きました。これには、えぇ、本当かな？というビビリもありましたが、私がまさに求めているものはそこにあるのでは？という自分が目指す最終ゴール、という雰囲気もありました。

そして、このまだ見ぬ海外で、自分のちからをとことん試してみたい！という衝動にも駆られました。

さらに、この方が住んでいた外国のいろいろな街の話を聞きました。ボストン、パリ、ロンドン、ニューヨーク、今ほどインターネットは発展していなかったので、こんな都市の写真をみては、あぁ、ぜひ一度いってみたいわん！と期待を膨らませていました。

 

クジラのガンちゃんは渡り鳥のおばさんから、南の島の話を聞いて、カルチャーショックを受けます、へぇーそんな世界があったんか！！と驚き、そこに行かねば！と一年発起するのです。

 

私も同様、この先輩の話によって、大いに鼓舞され、よっしゃ、まだ見ぬ外国、そこで一旗上げなきゃならん！と大いに決意を新しくしたものです。

そういう意味で、この先輩は私にとってはまさに「渡り鳥のおばさん」だったのです。

写真は渡り鳥のおばさんが教えてくれたであろう、南の島の風景！

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