サラリーマンの頂点を極めた女 日本一幸せなサラリーマン
2015.6.28
グリーンスパンの右腕 １２ 留学への道
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このホテル経営大学院の方からとっている、これは外せない講座というのは、ホテル不動産評価論とホテル証券化という授業です。
ホテルの評価を教えてくれるのは、世界は広くとも、この先生しか教える人がいないだろうと、自他共に認める、ジャン・クロード・デ・リース先生です。
この先生はフランス系らしいのですが、彼の英語はめちゃくちゃわかりずらいのです。私のことは、２年前にスクールヴィジットしたときの印象をよく覚えていてくれて、今回エクスチェンジでMBAに来る事になりました、と挨拶にいったところ、
「ほうほう、それは何よりも良かった！！もちろんホテル評価のクラスは取るだろう、それ以外に、これも取るといい」など等、快くいろいろアドバイスをしてくれました。
ホテル証券化を教えてくれる先生は、このデ・リース先生に輪をかけてインパクトが強いのです。聞けば、もとFRB連邦準備制度議長のグリーンスパンのご意見番をずっとやっていたそうです。アメリカの住宅ローンを証券化するところから、実際にご自分で手がけたかのような話しぶりをする、アンソニー・ウラン教授です。
この先生について、何が驚いたかというと、その比類なき「頭の良さ」です。証券化の仕組みを簡単なところから、要領よく説明してくれます。英語も歯切れがいいのです。話しぶりは早口なのですが、短いセンテンスを効果的に組み合わせているので、真剣に集中すれば必ず聞けるでしょう。時折、口にするジョークは残念ながら理解できずにいます・・・。
頭のいい方なので、無駄なことは一切しません。同じ説明は二度繰り返さなのです。質問に対する答えも、別の角度、別の表現を使うようにしているというのが判ります。数学が得意な日本人としても、毎回、津波のように浴びせられる証券化、ファイナンス専門用語をジャグリング（お手玉のようにぐるぐる回すこと）をしながら、このウラン先生の書くグラフ、数式についていくのはかなりしんどいのです。
「英語貴族と英語難民」の内容はこちら！！
これは2005年のMBA体験談の抜粋です。奮戦記です
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