2015.7.25
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私は今、緊張の面持ちで、ワード文書を眺めています。自分でも心臓がどきどきするのがわかります。マウスを動かし、スクロールさせる手は微かに震えています。
ある会社の最終面接にロンドンに行くことになりました。NYで会った、おそらく採用されたら私の直属の上司になるであろうと思われる人物から、次の面接で最後、それはロンドンに来てもらいたい、最も可能な最短のスケジュールはいつか、と聞かれたのです。
「サンクスギヴィングです」
このときの面接は事前の準備どおりしゃべれたこともあって、私はすかさずフットワークの良さを見せました。この面接の1週間後になります。調子よくOKしたのはいいのですが飛行機が取れません、何せ感謝祭はここ、アメリカではクリスマスと並ぶ、二大イヴェントなのです。取れたとしても破格の値段です。やっと「そこそこ」の値段のエアーを手配し、サンクスギヴィングの到着スケジュールを先方に告げました。
さて飛行機が決まれば、次はホテルです。ロンドン、NYなど都市のホテルのバカ高さはあきれるほどです。イタリア語のスラングで「ケ、カッツオ!(決して使わないでください)」と叫びたくなることがしばしばあります。先方の会社にお願いしたら・・・という友人のアドバイスもあって、さらに私自身、いい宿をゲットできる自信が無かったので、さらにさらに、この先ボス(元カレならぬ、これからの上司というイミです)がホテル等手配しますよ、とオファーしてくれたこともあったので、私は彼に宿泊先確保依頼のメールを出していたのでした。
ロンドンが火曜夕方になった頃、次の面接相手であるロンドンボスからメールが届きました。
そのメールをスクロールしていたところだったのです。
写真はアメリカ大学院キャンパス夜景
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これは2005年のMBA体験談の抜粋です。奮戦記です
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