2015.8.7
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私はこのディスカッションが楽しかったので、時差もすべての疲れも忘れて、二時間近くミート氏と話しました。
いまにして思えばそれが、邂逅‐巡り合い‐でありました。
このように、あるアクティビティについて、それがあまりにも楽しくて、時間がとまればいいなぁと思うほど堪能することを、非常に簡単な英単語ではEnjoyといいます。
ミート氏とのお仕事ディスカッション、これは本当に楽しいものでした。
その時の私の状態はまさにこのエンジョイだったのです。ミートとの様々なやり取りを、本当に心の底からエンジョイしていたのでした。
英語で相性、フィーリングがぴったり合うことを「ケミストリーがあう」といいます。
私がこのとき実感したのは、我々のケミストリーの良さと、ディスカッションの楽しさでした。私は心の奥深くで、この人とできることならこのままずーっと評価について、不動産市場について、語り合いたいなぁ、とおもいました。そして、はっきりとこの人と一緒に働きたいなぁという欲求を感じました。
この人の部下になったら、毎日の仕事がさぞエキサイティングで充実したものになるだろうな、と英語を話しながら考えていました。我々のディスカッションはそれほどまでに、楽しいものだったのです。私は時差の疲れも、東京へ帰すべきメールもしばし忘れて、ミートとの話に没頭しました。
今にして思えば、それが最初の面接でした。
その時のミートは、自分がこの銀行から離れて同業の別の銀行で働くことを予期していたのでしょう。そしてこれから働く先の銀行がアジア、とりわけ日本にとても大きなエキスポージャー‐ローン貸出残高‐があることを知っていたのです。
内部審査部門のヘッドとして新しい銀行に移るミートとしては、何としても日本市場で極めて有能なスタッフを見つけなければならなかったのです。そこに降ってわいたように、私のフランクフルト出張が入りました。この機会を利用して、この日本人スタッフの力量をみようというのがミートの意図だったともいえるでしょう。
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これは2005年のMBA体験談の抜粋です。奮戦記です
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