2015.8.9
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ところが、人々がさっさと帰ってしまった金曜日の夜、この日本人ユキーナは、とことんミートとのディスカッションに付き合ったのです。もちろん単身で出張して来ているのだから、金曜の夜も暇を持て余しているのかもしれない、ということは考えたでしょう。けれども、疲れた体を投げ打って、鑑定論議に花を咲かせ、ミートが発する問いかけに、嬉々として答えているのです。
このような日本人の存在は、ミートにとって相当のインパクトがあったはずでしょう。もちろんミートは口にだして言いませんでしたが、将来の有力スタッフとして彼の脳裏に私のデータが刻まれたのだと思います。
もちろん、こういう意図‐サプライズ面接‐があって、ミートが様々な議論を展開した、ということは、私は夢にも思いませんでした。けれどもミートは私のことを良く覚えていてくれて、そのあと数か月して、彼が日本に来るときに連絡をくれました。
それがもとになって、私はその後いくつかのプロセスを経て、ミートが転職した先の銀行に私自身の身柄を預けることになっていくのです。放課後の鑑定談義から、そのようなダイナミックな流れが生まれるとは、私は予想すらしませんでした。
私は第一印象から、ミートに好感をもっていました。ですから、彼からいろいろ実務の話をしようと言われた時は、素直に心の底から楽しんで、惜しみなく自分の時間とエネルギーを使ったのです。素晴らしい人間と巡り合い、最高の人間関係を築いていけるキーはこのあたりにあるように思います。
すなわち、損得、お金は関係なく、好きか嫌いか、自分が楽しんでやれるか、そういうことを判断基準において思い切って行動する、その姿勢がミートとの巡り合いを導いていったのだと思います。
自分は仕事や人間関係に恵まれていない、と嘆く人はたくさんいるのではないでしょうか? 確かに人によって、いいビジネスパートナーと巡り合うことができるかどうか、それはほとんど、運だともいえるでしょう。けれどもその運を呼び込むかどうかは、各個人の生き方やポリシーに大きくかかわっているような気がします。
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これは2005年のMBA体験談の抜粋です。奮戦記です
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