きずなとバガボンド　‐３トラストビルダー　信頼関係の築き方

サラリーマンの頂点を極めた女日本一幸せなサラリーマン

2015.8.14

私たちの信頼関係がとても強いきずなになった、それは東北大震災の時でした。

想定外といわれる地震・東京を始め日本中が不安と恐怖に包まれました。私がかつて経験したことが無い社会不安の中で、このかつての上司、ミートは、人間として、私の生活を本当に真剣に考えてくれたのです。

こんな非常事態で、ミートは私たちのことを本当に心配してくれて、できる限りの配慮をしてくれたのです。これによって私たちの精神的な結びつきがとても強くなりました。

この自然災害を通じて、私たちの信頼関係は上司と部下というレベルではなく、個々の人間同士として、とても強固なものになったのです。

唐突ですが、ここであるマンガの話をします。

私がここ数年で一番、感動した漫画は、井上雄彦氏の「バガボンド」です。

剣豪、宮本武蔵の生い立ちから佐々木小次郎との対決を中心として描かれている作品です。さまざまなアーチストの方が絶賛しているように、井上氏の画はマンガの域を超えている、まさにその通りだと思います。

人物設定、心理描写、ストーリー展開、何をとっても巧みです。

私は特に、槍の宝蔵院の稀代最高の槍の使い手、胤瞬との対決の日、お天道様に手を合わせて、武蔵がひそかに思いを寄せている女性、おつうのために

「おつうをどうか幸せに！！」と武蔵が祈るシーン、ここが何とも好きです。

さらに、このバガボンドには、「俺たちの運命は天によって完全に決められている。けれどもそれがゆえに、完全に自由だ。」

あるいは「我が剣は天地と一つ」など哲学的で深く考えさせられるフレーズもたくさんでてくるのです。

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