聖なる祈りの場所　‐５トラストビルダー　信頼関係の築き方

サラリーマンの頂点を極めた女日本一幸せなサラリーマン

2015.8.16

大地震の一週間後、なんとか日本から離れて、私は、フランクフルトにある、当時の上司であったミートの家に身を寄せていました。

ミートは私に、ここで何かしたいことはないか？ユキーナさん、あなたは何がしたい？と聞きました。私は、即座に祈りたい、どこか祈る場所につれていってほしいとお願いしたのです。

当初、私はフランクフルトの町の中心部にある古い教会や修道院の礼拝堂に連れて行ってもらえると思っていたのです。

しかし、ミートの車は市の中心部からどんどん離れて、だだっ広い畑と小高い丘がつらなる郊外をすっ飛ばし、見晴らしのいい高台で止まりました。

ミートの飼い犬ウギーを追いかけて、私はこの高台の先の方へ小走りに進んでいきました。

そこには奇妙なものがありました。

誰が、何のために置いたのかわかりません。三メートルはあると思われる木の棒が大地に突き刺さって、空に真っ直ぐ伸びているのです。

日本の古い木造建築でいうなら大黒柱よりはもっと細い、床柱くらいの太さでしょうか。ふとみるとその木の棒が五メートル程度の感覚をあけ、二十本くらいこの高台に突き刺さっているのです。

「古代のケルト人の遺跡だよ」

私の後ろからミートが、私に教えてくれました。

「古代のケルト人は人が死ぬと、ここに埋葬していたらしい」

さらにミートが説明してくれました。

動画は真摯に祈りたくなるアメイジンググレース

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