2015.8.28
前回からの流れで、現代における「武」、他の民族を震えがらせ、自分の配下に従える武器って何?これについて、もう少し詳しく考えてみたいと思います。
現在の「武」とはテクノロジーのこと、これは前回に触れました。ではそのテクノロジー(技術)は何のために?というところに一歩進んで考えてみたいと思います。
現代においてこのテクノロジーは資源と密接不可分の関係にあります。
石炭は黒いダイヤモンドなどと呼ばれていますが、お金を生み出すのは資源、その資源を確保するのに必要なのはテクノロジーという関係です。
そうですね、ただ、このテクノロジーは現代に始まったことではないのです。
現代を牛耳る戦略資源”石油“にしても、紀元前5000年頃バビロニア文明ですでに
建物にアスファルト塗装したりしてという目的でいわゆる油(燃える水?)を使ってい
たようです。
(これは雨よけ、防水用だと思います。現代でもオフィスビルの屋上の床には
アスファルト防水というのをよく使います)
石油は19世紀か20世紀頃から良く使われるようになったので、
(それまでは主に石炭とかを使ってましたよね)、多分その頃に
イギリスがイランで見つけたか、アメリカで見つけたのだと思いこんでいました。
結局、石油の存在は歴史上長らく知られていたが、
エンジンがなかったり、石炭もあったし等々で、
石油をどう使ったらよいか19世紀ぐらいまでよくわからなかった、
ってことなんでしょうか?
(ユキーナ)
そうでしたか、そんな古くから知られていたものなのですね。でも、実際お金を埋めるほど産業化する、人々の生活に無くてはならないものにする、それにはいくつかのステージが必要ですよね。このあたりの情熱、プロセスを重ねていく辛抱強さ、これが大切なんですかね?