2015.9.3
何をバカなことを、だから何なんだ、と思われるかもしれませんが、
現代の宗教・哲学・科学上の問題や、生活の悩み、国際紛争まで、
この考え方を少し取り入れれば全て簡単に根本を説明できてしまえるんです。
例えば、(人間は)死んだらどうしよう、と悩みますよね、でも二元一致論では
生きると死ぬの二つがあるのではなくて、
生きるも死ぬも究極は同じもの、なんですね。すると、
死んだらどうしよう、と悩む意味がまったくないし、
逆に、生きるのが辛いから死のう、と思う意味も全くないんです。
どっちにしても同じだから。。。
あと、イスラエルとパレスチナがなぜ戦争しているのか?
土地争い、信じているところが違うから、ではないんです。単に、
イスラエルとパレスチナ、あるいはユダヤとイスラムの二つに分けてしまって
るからなんです。
さっきも申し上げたように、ユダヤもイスラムも根本は一緒なんです。
共にモーゼが開祖なわけですから。同じもの同士で戦う必要は全くないんです。
ユダヤ・キリストもイスラムも一緒、と言うと、疑うかたもおられると思いますが、
是非コーラン(イスラム教の聖書)の一読をお勧めします。なんと!
聖母マリアとその息子のジーザス・キリストがしっかりコーランに登場するんです。
本当に驚きではないでしょうか(私は心底驚きました、これを見たとき)
ムハンマド(イスラム教)はこう言っています(コーラン第2章255句)
“Allah, there is no deity except Him, the Ever-Living, the Sustainer of all existence”
‐神は一人しかいません。
一方、釈迦(仏教)はこういっています(華厳経)。
“天上天下唯我独尊” -(神は一人)私しかいません。
何かユダヤ教やキリスト教と違うところがあるでしょうか?
なーんだと思われるかもしれませんが、全くそのとおりで、全部一緒なんです。
その後、それぞれの時代に沿ってその苦しみを和らげる為に
色んな説明、解釈が加えられたり、教えが歪められたり抹消させられたり、あるいは
違うスタイルが生まれたりはしています。
ちょっと、ちょっとジーコさん、なんだかすごく簡単で、悩む必要なんかないんじゃない?そう思います。でも人はみんな悩むじゃないですか?悩みが無い人も、悩みをお金を出してでも買おうとするじゃないですか?村上春樹の「ノルウェイの森」は悩まなくてもいい現代人、その時代の主流たる人に、あえて「悩み」を売った作品だと思っています。だから、ヒットしたのでしょうね・・・
話がそれましたが、人の悩みと宗教について、ちょっとお話してください!