2015.9.8
ジーコさん、ここで、これまでのつぶやきを、もういちどわかりやすくまとめておきましょう。
歴史の横ながめ、カギは武、今は武がテクノジーになっている、その武(テクノロジー)をコントロールするのは実は思想だった、こんな流れで、おさらいしましょうか。
わかりました。今回お話してきたのは、
・まず歴史を見るときは、地球儀を宇宙から眺める感じで、
広くヨコにみるとより良く理解できるのでは、ということでした。
日本だけでなく、中国、イラン、その先にヨーロッパを見て初めて、あそうか、とわるんです。
・その際に、テクノロジーを持ったものが優位に立つ、という歴史的法則があります。
ローマのローマンコンクリート、モンゴルの火器、こういったものが”武”としての
優位を築き、国家の繁栄を築いたといえると思います。
・ただ、テクノロジーは、人間の骨格/背骨みたいなものでしかなく、思想といった
頭脳/神経が、あるとき洗脳されて、その結果、骨格、ひいては文明の成長が滞る、
ことがあります。
中世のキリスト教世界が、その典型的な例ではないでしょうか。