2015.9.18
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私が最初にブラジルにいったのは2006年でした。
MBAの留学を終えて、思いがけないチャンスがあったので南米を旅行し、それまで一度は見たいと思っていたブラジルに足を延ばしたのです。
時期は二月、まさにカーニバルの時期でした。ブラジルでカーニバルと言えばリオです。私の頭にもこのイメージがあったので、真っ先にリオにいこうとしました。
ところが私の友人のブラジル人達は、みんな、こぞって私のリオ行きをとめました。
女一人で、しかもカーニバルの時期にリオにいくなんて、死にたいのか、君は!とブラジル人達は口々に言いました。
そんなに危ないなら・・とリオ行きを断念し、MBA時代のブラジル人のクラスメートが私に言った、「サルバドールのカーニバルは素晴らしい」という言葉を思い出しました。それなら、サルバドールでカーニバルを見よう、とサルバドールに向かったのです。
今になって思うのですが、サルバドールという場所は、リオよりもはるかに危ないのでは・・・と実感しています。
私のブラジル人のお友達のお姉さんは、空港に向かう私の背中に「トミ、ニガボン!!」と言いました。
当時の私のポルトガル語の知識では何の事だかさっぱりわからなかったのですが、これは「ニガボン(かっこいい黒人の彼)をゲット見つけなさい!」という意味だったのです。
そして事実、私はその後、サルバドールでこのニガボン、後に私の夫となる人物と出会うのです。
写真は主人と出会った場所、サルバドール、歴史的中心地区、ペロリーニョ
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