サラリーマンの頂点を極めた女  日本一幸せなサラリーマン

2014.10.30

どうすれば、マンUに残れたか?5ファン・ハール監督の落とし方‐オランダ人のビジネス哲学‐

yukinaもし私が香川だったら?

 

こんなことはありえない仮説ですが、もし私が将来を嘱望されたサッカー選手だったら、ヨーロッパリーグでプレーすること自体が、またとないチャンスですが、その中で、ブンデスリーガからイギリスのプレミアリーグに移れるとしたら、これまた、千載一遇のチャンスであります。ですから、ここは何としてでも、プレミアに踏みとどまらなければなりません。踏みとどまるには、そのチームのボス、ファン・ハール監督に気に入られる、少なくとも、価値のある選手と思われなければいけないのです。

 

そのためには、まず、とことんこの監督の価値観、何に重要性を置くのか?を理解しようとします。そのためのコミュニケーションは十分すぎるほどにやったほうがいいでしょう。この外人とよくよくコミュニケーションをとる、ということは日本人がもっとも苦手とする内容ですが、私が過去、オランダ人の上司に対してとったアプローチをもとに提案すると以下のようなコミュニケーションが必要だったのではないでしょうか?

まず、監督に、「私はあなたの哲学をよりよく理解し、チームに貢献したい、ついては話し合いの機会を作ってもらえないか?Mr. Van Gaal, I would really like to understand your philisophy and contribute to the team’s success, could we have a talk to discuss furhter on this topic? 」などと言って、サシでお話する場を設けるのです。新しいポジションが発表された後すぐにこのような場を作るのがいいでしょう。相手はまず嫌がらず、むしろあなたの態度をポジティブに見てくれるでしょう。

そこで、実際に選手のコマとフィールドのモデルなどをボードゲームのように簡単に作ってもっていき、さまざまなシチュエーションにおいて、自分がとるべきアクションについて徹底的に話し合うのです。

このときに注意することは、「こういうシチュエーションでボールがここにきた、相手がプレッシャーをこうかける、そうしたらどうすればいいか?」このような質問の投げかけはNGだということです。おそらく監督はそれなりの答えをくれると思いますが、これは彼の哲学を理解する態度ではないのです。

では、望ましい質問とは、どのようなものでしょうか?

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