2015.9.26
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マイケルジャクソンと一緒に歌って踊ったオロドゥン、強烈なアフリカンバンドです。
彼らと同じディープアフロの路線で、オロドゥンにまけず劣らず人気が高いブロコ(バンド)、それがムゼンザです。
シュジンがいうには、ムゼンザはオロドゥンよりも力強く、よりアシェーのスピリッツを表現している、超ノリノリのブロコ!だというのです。
数年前サルバドールに帰省したとき、シュジンの情報によると新年早々ムゼンザのライブがあるというのです。
それは何より行かねばならぬ!ということで、その時はシュジンも私もしっかりファッションをキメて、ペロリーニョに繰り出しました。
ライブはだいたい9時頃からスタートします。ムゼンザはその日のメインの出し物だったので、前座のバンドが引けて、ムゼンザが登場するのが、10時頃でした。
バイヤーノ(地元バイーヤの人々の意味)のいつもの習慣なのですが、シュジンは、準備しないとライブが始まるよという時刻になってからゆっくりとシャワーをしだすのです。
いつものようにシュジンをせかして、身支度を整え、車を飛ばしてようやく会場にたどりついたのが10時を少し回った頃でした。
主人と一緒にいるとこんな風に、いつも、さんざんヤキモキさせられるのですが、結局最後は、どうにかこうにか間に合ってしまうのです。
シュジンはいつも、結局は間に合ったからいいじゃないか!と言いますが、私はこうしてハラハラさせられるたびに、もう二度々待ち合わせはすまい、もっと言えばタイムリミットがあるイベントには誘うまい、と固く決意するのです。
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