2015.9.27
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ここ数年、日本でも、じわじわとブームになっているようで、エアロビの延長や、パラパラのような動きも多くみかけます。
ですが、これらは本当のアシェーとはちょっと違います。このムゼンザが奏でるようなアシェミュージックに合わせて、手足・頭・胸・腰などのあらゆる体の部分を使って、このリズムにピッタリと合った動きを組み合わせていくこと、これが本当のアシェダンスなのです。
この「ムゼンザ踊り隊」のダンサー達の踊りっぷりがあまりにも楽しそうなので、一般の聴衆も、たちまち彼らの踊りを真似しだすのです。
あるワンフレーズの踊りをマスターすると、瞬時に次の動きに切り替わります。
「あぁ、ここで手、次に足、そしてターン、で回るのね」、と新しい踊りをマスターするとまた次の変形へと、たちまち動きが切り替わっていきます。
正面のダンサーたちの中に、ダンスリーダーが自然にできていきます。このリーダーが音楽のテンポと旋律の違いをいち早く察知し、瞬時にその場、その瞬間にマッチした体の動きをつくりだし、それをダンスチームに見せるのです。
踊り隊は一回これをみただけで瞬時に覚え、全身を使って新しい踊りパターンを表現していくのです。こうして踊りのマスター(師匠)を中心に、踊り好きの連中が次々とこの踊りの輪に加わっていきます。
このようにして、バンドが一曲の演奏を終わるまでには、見事なダンスチームが結成されます。
私も踊りたい、俺もおどりたい!というダンスファンの集まりなので、「ムゼンザ踊りたい(隊)」とでも命名できるでしょう。
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