2015.10.1
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この「ムゼンザ踊り隊」は次々と即興のダンスを作り上げ、観客達、つまり舞台前に召集された「にわかダンサー」達に即興ダンスを伝授しているのです。
即興ダンスは曲の内容によって変わります。
ドラムの音が、ひときわ力づよく鳴る時は、両足で大地をドンドン踏み鳴らし、四股(しこ)を踏むような動作もします。
余談ですが、この相撲という国技も、海外の人からもっとも理解される日本文化のひとつではないでしょうか?
さきほどのジョージ・アラガアウではないですが、神様や天に感謝する、そういう意味の歌詞が流れたら、両手を上げて天に大きくかざして、まわってみたり・・・この即興ダンスはめまぐるしく変わっていきます。
作る側も踊る側も、曲と歌詞の変化にあわせた即興ダンスのバリエーションをニコニコ笑いながら楽しんでいるのです。
そしてみんながこの即興のノリと雰囲気を楽しんでいます。
即興ダンスに熱中する踊り隊の体から、汗がしたたり、湯気がでています。
せまいライブ会場の中は、踊りと音楽を楽しむ人々の熱気でムァーッとした、熱い空気が充満しています。その会場の雰囲気は一種神秘的です。
まるでこの踊り隊のリーダーを開祖とした宗教団体の儀式が行われ、その儀式が佳境に入ったところに、うっかり足を踏み入れてしまった!そんな感じがするのです。
写真はこのダンスの本場ペロリーニョ
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