2014.12.5
では早速、映画の勉強のしかた、これから入っていきましょう。
1 映画を選ぶ
まず最初に、これで英語を勉強していこう、と思う映画を選ぶわけですが、それには二つポイントがあります。
1お気に入りの映画、自分が好きな映画、あるいは自分が好きな分野の映画を選ぶこと
2その映画のトランスクリプト(日本語・英語併記の台本)があるものにすること
映画を選ぶ上で重要なのはこの二つになります。
一番目はみなさん問題ないと思いますが、二番目のトランスクリプト、これが難しいですね。
二番目は実際にトランスクリプトを販売している会社から、その台本をゲットしなければいけません。
今はネットでもフリーで入手できますが、一つ注意が必要です。
このフリー台本は、実際に、最終的に作られた映画とぴったりと合って来ない場合があります。例えば、話の佳境になる重要なところで
「えぇ、今何言ったの?ここに書かれていることと違うこと話していない?」
と実際のシーンで言われている内容がわからず、フラストレーションがたまる、ということもあります。ですので、なるべくなら英語で言っている内容、その和訳もある、市販の台本を薦めます。
トランスクリプト、台本は下記の会社で出しています。
スクリーンプレイhttp://www.screenplay.co.jp/sp_series/list_jp.html
DHC出版 http://top.dhc.co.jp/contents/company/publish/kankou/kankoubutsu.html
よく英語字幕のある映画ならばいいのではないかと聞かれます。確かに英語字幕があれば、何を言っているのか、どういう英語表現を使っているのかが良くわかります。
ですが、私の推奨する方法では実際に映画のシーンを再現することが必要になります。登場人物になり切って、セリフをそらで言ってみるのです。ですから、英語字幕だと、何を言っているのか、テキストベースに落とす手間がでてきてしまうので、やはり最初は、トランスクリプトが入手できて、英語、日本語で、言っている内容がクリアに把握できるものにしましょう。
映画で英語を勉強するには、まず最初は、これらの出版社から出ている映画のなかから、すなわち実際に台本が簡単に入手できるものから、題材となる映画を選んでいくのがもっとも簡単な方法ではないでしょうか?