2014.12.9
ちょっとここで具体例を見てみましょう。
男性が感動して号泣する映画、女性が涙無しでは見れないシーン、これをある映画で論じています。
トム・ハンクスと、メグ・ライアンの「めぐり会えたらsleepless in seatle 」という映画のワンシーンです。https://m.youtube.com/watch?v=7aZl-uBcufM
この「めぐり会えたら」というはなし自体は、妻をなくした男性が息子の助けを借りて、彼を想ってくれる運命の女性と巡り合うという話です。
この運命の人と空港であったという話をトム・ハンクスが友人にしている時に映画の話になります。主人公の女友達は昔の映画「めぐりあいAn affair to remember」を思い出して号泣し、これを見ていた男性陣は、なんでそんな話にここまで泣くんだろ?と、キョトンとしています。
トム・ハンクスが、泣ける映画といえば何と言っても、「特攻大作戦Dirty Dozen」だろう、いってこの映画の見せ場となるシーンを語りだすのですが、その場面を思い描いているうちに、男二人は泣き出してしまい。。。というオチです。
私はこの二つの映画をどちらもみました。
一般的にハリウッド映画に言えることですが、昔の映画の方が、セリフも聞きやすく、内容がクリアです。ですので、映画で英語を勉強しようと思ったら、昔の映画がオススメです。
そういう意味では、これらの映画はどちらもとても聴きやすい英語で構成されています。
特に「めぐりあい An affair to remember」は映画に造詣の深い、大学の教授の一押し映画で、私も多いに涙しました。
この教授は、西洋法制史の先生でしたが、博学で、様々なことを教えていただきました。特に映画を通じて、国際情勢や難しいテーマ、人生論を教えてくれる、素晴らしい先生でした。
どういう前振り、伏線であったのか忘れてしまったのですが、この教授は「特攻大作戦 dirty dozen」のことも話してくれました。
それまで私は、戦争映画はまったく見なかったのですが、この先生の講義に引用されある戦争映画はすべて見るようにし、戦争映画もずいぶん詳しくなりました。
まさにサラリーマン社会の縮図をみているようなので、ファンとはいかないまでも戦争映画通になったような心持ちです。