2014.12.13
交渉人で刑事の話がでましたので、ついでに語らせていただきます。刑事ものがお好きな方のために、これは見ていただきたい、という映画のご紹介です。
またしても大学教授の受け売りで、申し訳ないのですが、先生曰く、
映画、ドラマに出てくる警察官は、全然警察官らしくない!こんな警察官がいてたまるか!と思うほど警察官らしくないですねぇ、ということでした。
この先生が続けます。
ですが、これまで見た映画の中で、一つだけ、警察官らしい警官が出てくる作品がありました。
警察官というのは、特にどこ、という訳ではないのだけれども、立ち居振る舞いにどことなく警察官らしさが漂うものです。それがよく出ている映画がありました。。。
教室の生徒がシーンとして、この先生の次の発言に聞き入ります。
「それは、ダイ・ハードという映画です」
http://www.screenplay.co.jp/sp_series/isbn4-89407-075-8.html
有名な映画ですので、皆さんご存知だとおもいます。
ちなみにポルトガル語では”duro de matar “といい、「なかなか殺せない奴」というタイトルになっています。
シリーズの第一作はナカトミビルを占拠した犯罪組織に、ブルース・ウィリス扮するマクレーン警部が一人で乗り込んで行くというストーリーです。マクレーン警部が外部の警官と話をします。この相手の黒人警官が上司から「どんな奴が中に立てこもっているんだ?」と聞かれたとき、「どうも恐らく、彼は警察官ではないかと思います。」とこの黒人警官が答えるのです。確証は無いけれども、言葉の節々にどうも警察官らしい態度が見て取れる、というのです。
一人でテロリストと戦い、警察からも管轄を犯す奴、と敵扱いされ・・・そんな主人公がどうやって難局を乗り越えていくか、見ものであります。
スクリーンプレイの台本では売り切れになっていますので、オークションその他でゲットされるのがいいのでは?と思いますが、この台本とあわせて、手に汗握るシーンを暗唱する、場合によっては人と台詞を分かち合って、役者の読み合わせのようなことをやる、これも楽しくていいのではないかと思います。