2014.12.14
スラングの多い、タランティーノ監督作品のような映画では、英語が勉強できないのか?というご質問が勉強会の仲間の方から寄せられましたので、ここでちょっと、こうしたスラング多発映画での英語勉強を試みようと思います。
ちなみにパルプフィクションは絶版になっていますが、スクリーンプレイシリーズがあります。オークションその他で入手することができるのではないでしょうか?
http://www.screenplay.co.jp/sp_series/isbn4-89407-119-3.html
下記は有名な、殺し屋が裏切り者を抹殺する前に、聖書の箇所を暗唱するシーンです。
Jules: “You read the Bible, Brett?”
Brett: “Yes!”
Jules: “Well, there’s this passage I’ve got memorized that sort of fits this occasion. Ezekiel 25:17.
The path of the righteous man is beset on all sides by the iniquities of the selfish and the tyranny of the evil men.
Blessed is he who, in the name of charity and goodwill, shepherds the weak through the valley of darkness, for he is truly his brother’s keeper, and the finder of lost children.
And I will strike down upon thee with great vengeance and furious anger those who attempt to poison and destroy my brothers.
And you will know my name is the Lord when I lay my vengeance upon thee!” source http://www.ranker.com/list/the-13-best-pulp-fiction-quotes/movie-and-tv-quotes
「……エゼキエル書25章17節。
心正しき者の歩む道は、
心悪しき者のよこしまな利己と暴虐によって行く手を阻まれる。
愛と善意の名において暗黒の谷で弱き者を導く者は幸いなり。
なぜなら、彼こそは真に兄弟を守り、迷い子達を救う羊飼いなり。
よって我は、
怒りに満ちた懲罰と大いなる復讐をもって、
我が兄弟を毒し、滅ぼそうとする汝に制裁を下すのだ。
そして、我が汝に復讐する時、汝は我が主である事を知るだろう….
これは実際の映画シーンよりも、役者のサミュエル・L・ジャクソンがBBCの番組に出演した際に実演したシーンの方が、迫力があるような気がしますので、お示ししておきます。
http://beagle-voyage.com/news-samuel-l-jackson-pulp-fiction-speech-2014.html
とりあえず、お正月を前にした英語とカルチャー、映画でGO!の第一弾はこの辺でいったん終わりとし、また別の機会に、日本映画で英語を勉強する方法、家族や知人と演じていく方法、外国のカルチャーをとことん理解する方法、などをご紹介しようと思います。どうぞお楽しみに!