2015.1.19
« タイカン「気功」と「冷え取り」のススメ一覧へ « 投稿一覧へ
前回触れましたが、気功の目的は概ね下記のように表現できると思います。
1 体じゅうの気の流れを整えること
これまで滞っていた気を自然にしたがって流れるようにすること
2 気の流れを良くすることによって臓器の働きを活発にすること
3 臓器を活発化し、その臓器に蓄積された毒の対外排出をスムーズにすること
4 体の毒だけでなく、心の毒も排出できるようにすること
5 自然にしたがって毒だしをおこない、大病をしない体質を作り、心がけを変えていくこと
よく誤解されがちなのは、暗所で手をかざして白い光や煙のようなものが見える、あるいは、相手に触ることなしに、相手を吹っ飛ばしたり、気絶させたりする、このようなもの「のみ」を気功と考えていることです。
その考え方の良し悪しはここでは一切ふれませんが、このような超能力的な体験や反応が気功なのではなく、あくまでも人間や生命が生まれついて持った自然治癒力や、異物を対外に排出するチカラ、エネルギーを最大限に発揮しようとする力、こうした人間が自然にもっている力を発揮しやすくする、それを本サイトでは「気功」と言っています。
当方の施術では、薬や医療器具は使いませんが、実際にこの気功についてより詳しく知りたい方は、「新版 万病を治す冷えとり健康法」進藤 義晴(著) 農山漁村文化協会; 新版 (2000/04) をご参照ください。