英語難民と英語貴族

2015.2.25

日本人の誤解、英語の基礎はできている? 3ワードチョイスって何

yukina私はよく人から「どうすればユキーナさんのように英語が話せるようになりますか?」と聞かれます。私が「私もかつては話せませんでした、英語で本当に苦労しました。」と返答すると、皆さん意外そうに「えぇー、そうなんですか?信じられない!!」とおっしゃいます。

 

私も、中学、高校、大学とそれなりに英語を勉強していたので、自分には英語の基礎は身についているはずだと思っていたのです。その思い込みを見事玉砕されたのは、海外留学の準備で英語の試験勉強をしている時のことでした。これまで培った英語の基礎をベースに、会話とかリスニングを少し勉強すれば、海外の大学院であっても、授業についていけるくらいの英語力が身につくだろう、と思っていたのです。けれどもこの認識は、はっきり言って大間違い。私の英語のレベルたるや、とてもお粗末なものだったのです。それを最初に知ったのは、エッセイ添削でした。

 

海外の大学院では、出願の際にエッセイを提出しなければいけません。エッセイとは、自分がどうしてその学校にいきたいのか、自分のこれまでのキャリア、将来のキャリアにその学校のカリキュラムがどう貢献してくるのか、など説得力のある志望動機を訴える小論文のことです。海外の大学院で勉強した諸先輩から、エッセイのネイティブチェックは不可欠と言われましたので、英会話学校の講師にプライベートレッスンをお願いし、自分のエッセイの添削をお願いしました。「細かい文法のチェックやスペルミスを見てもらって、エッセイの体裁を整えればいいんだな」、その程度の認識をもって私はネイティブからのアドバイスを受けました。

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