2015.3.2
いざ、ここ一番という面接の時になって、留学経験を通じて、正しいワードチョイスを身につけた私は、相手からの質問に対してちゃんとしたワードチョイスを使って答えることができたのです。
”Can you please tell me something about the projects that you have been involved in so far? -あなたがこれまでやった仕事について語ってください。-“と言われたときに”I was involved in the project A in 2003- 私は2003年にAというプロジェクトを手がけました-” と話し、”The project A is….. プロジェクトAとは・・・” と言って、まずこれがどのようなプロジェクトなのか、その概要を説明しました。さらにこのように話を発展させたのです。 “Let me tell you specifically my involvement. I was involved in the every stage from the beginning to the completion – 私がどのように関わったか、具体的にお話しましょう、私はこのプロジェクトの始動期から完成にいたるあらゆる過程で関与していきました-”語ることができたのです。” 私はこのとき、きちんとしたワードチョイス、involveを使って、自分がどのように活躍したのかを具体的に話すことができたのです。
受験願書を書いていたときは、まともに伝わる英語を使うことができなかった私が、数年たって、このように、きっちりと伝わる英語を話せたのです。
多くの日本人は、英語の学習にたくさんのお金と時間とエネルギーを割いています。それでもなお、英語をまともに話すことができません。このような人を英語難民と呼ぶことができるならば、英語難民ができる理由は、大きく分けて二つです。SV時制条件反射とワードチョイスができていないことです。
SV時制条件反射とは、この内容を表現したいときには、この時制を使う、そしてこの内容での主語は何で、動詞はどれ、この主語と動詞の時制に応じた適切な対応はこれ・・・という対応をきちっと瞬時に発することができる、その状態をいいます。例えば、昨年(の東京オリンピック開催決定)以来、オリンピックの話題がマスコミでも増えました、これを英語にしてみましょう。